ここを意識するだけで、文法問題の取りこぼしは無くなります!
こんにちは!
PROGRESS Englishスタッフの
タツヤです!
今回紹介するのは、
文法問題の取りこぼしを
無くす倒置表現
のまとめです!
今回紹介する知識を
しっかりと抑えておけば、
文法問題で最も
苦手とする人が多い
倒置表現で正解を
選ぶことができるようになり、
またさらにリーディングの
点数を伸ばしていことが
できるようになります!
一方知らないままだと、
リーディングはすぐに
伸び悩んでしまい、
あなたが満足いく結果を
得ることができないまま
になってしまうでしょう!
ですから、ここで倒置表現を
完璧にマスターしておき、
更なるスコアアップを
目指しましょう!
そもそも、
倒置表現がどのような
状況で使用されるか
知っていますか?
倒置表現が使われるのは、
主に、文中に疑問詞が出てきて、
間接疑問文になる時などです!
例)
- You must have known who she was.
(あなたは彼女が誰か知っていたはずだ。)
学校の英語の授業で、
「I don’t know what I should do next.」
(次に何をするべきか分からない。)
という形の倒置の英文が
よく使われますが、
TOEICでもこのタイプの
倒置はよく出題されます。
パート5で語順の理解を
問われることもありますし、
パート7の長文に
使われていることも多いので、
文中に疑問文が
含まれるときは
語順に注意しましょう。
それでは、ここからは、
倒置表現を紹介していきますが、
やや難易度が比較的高めで
間違えの多いものだけを
ピックアップして紹介します!
Ⅰ.LittleやNeverなどの否定の語句が文頭に来るとき
例)
- Never have I been to Germany.
(私は今まで一度もドイツに行ったことがない。)
「Never have I been to Germany.」
のもとの文型は
「I have never been to Germany.」
ですが、
この文章の「never」が文頭に
来ると後ろで倒置が起こり、
「I have been to~」が
「have I been to~」となります。
- Little did I think that I would ever study in Germany.
(私は自分がドイツに留学するとは夢にも思っていなかった。)
この場合も先ほどと基本は同じで、
もとの文章は、
「I little thought that I would ever study in Germany.」
となっていますが、
「Little」が文頭に来ることで、
「I thought」が「did I think」に変わり、
「did」が「Little」の次に来ています。
この場合、
ただ主語と動詞の語順を
逆にするだけでなく、
動詞の形そのものが変化する
ということも覚えておきましょう!
Ⅱ.仮定法の倒置
- Were I a native English speaker, I could write a letter in English easily.
(もし、私が英語のネイティブスピーカーなら、英語で簡単に手紙が書けるのに。)
仮定法でも、「if」を
省略すると倒置が起こる
表現があります。
「If I were a bird」
(もし私が鳥だったなら)
という表現が学校の英語の
教科書で例文として
よく用いられますが、
この表現で「if」を省略すると
「Were I a bird」となり、
倒置が起こります。
- Were it not for your support, the project would not succeed.
(あなたのサポートがなければ、そのプロジェクトは成功しないだろう。)
「If it were not for~」
(もし~がなければ)は、
省略すると「Were it not for~」
となり倒置が起こります。
また、この表現を過去形にすると
「If it had not been for~」
(もし~がなかったら)となり、
省略形は「Had it not been for~」です。
どちらの形でも
TOEICにはよく出るので、
覚えておきましょう。
いかがでしたか?
倒置はTOEICで必ず出題されますが、
落としてしまう人が多い問題です。
ここを確実に取れるようにして、
取りこぼしのないようにしましょう!
それでは最後に、
- The actor mentioned his private life at no time.
(その俳優は彼の私生活に触れたことは一度もなかった。)
を倒置表現にしてみましょう!
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。