「~みたいだね」と言いたい時は何をつかう?動詞の違いを調べてみた。
こんにちは!
PROGRESS Englishスタッフの
タツヤです!
日本語で様子を伝える時って
「~みたいだね」といいますよね!
例えば、
- 美味しそう
- 暑そう
- 楽しそう
だったり、
何かに似ている場合であれば、
- お母さんみたいだね
- 先生みたいだね
とも言ったりしますよね!
では、英語で言うと
どうなるでしょうか?
パッと表現できますか?
ということで、今回は
「~みたいだね」と
表現するための動詞の違い
について解説します!
英語で「~みたいだね」と
表現する動詞は主に3つ存在し、
- look
- sound
- seem
が使われます!
例えば、
「彼は良い人みたいだね」
と表現すると、
- He look like a nice guy.
- He sounds like a nice guy.
- He seems like a nice guy.
となります!
もちろん、日本語訳をすると、
「彼は良い人そうだね」
というようになるのですが、
ネイティブの感覚からすると
若干のニュアンスの差があるのです!
ですから、もしあなたが
このニュアンスの差に気づかずに
使い分けが出来ていないと
実は間違った使い方をして、
顔から火が出るくらい
恥ずかしい思いをしている
可能性があるのです!
ですから、もう二度と
そんな思いをしないように
しっかりとここで
ニュアンスの違いを
おさえておきましょう!
実は僕も過去にこの使い方が
間違っていた経験があり、
数人の外国人と
一緒に話していて、
「彼は本当にいい人だよね」
といったのですが、
後から、仲のいい外国人の友だちに
「あの時の動詞は違うよ」
と言われてしまい、
正直、「その場から消えたい」
と思うくらい
恥ずかしい思いをしました。
ですから、あなたに同じ経験を
してほしくないので、
ここであなたにも違いを
理解しておいてほしいのです。
では、早速ニュアンスの違いを
紹介していきます!
Ⅰ.「Look」
「look」と単体で聞くと、
「見る」という
イメージが強いと思いますが、
今回の意味で使う時も
そのようなイメージが強く、
ニュアンスとしては、
見た目から判断して、
「~みたいだね」
という時に使います!
例えば、
- You look like a teacher today. What's going on?
(何か今日先生みたい【な格好】だね。どうしたの。)
というようになり、
視覚的な情報から判断したときには
「look」を使います。
Ⅱ.「Sound」
次に紹介するのは
「sound」ですが、
これも単体で聞くと
「音がなっている」
といったイメージがありませんか?
実はこれもその通りで、
「sound」を使う時は、
聴覚的なニュアンスが
含まれています!
聴覚的ときいても
イメージが掴みにくい
と感じるかもしれませんが、
具体的には口調や言葉遣いなど
から判断したときに使います。
例)
- You sound like you're angry.
(なんか【口調が】怒っているみたいだね)
Ⅲ.「Seem」
今回最後に紹介するのが、
「seem」なのですが、
これは視覚的・聴覚的
どちらにも偏らず、
様々な要因から推測して
判断を行った場合に使います。
そのため、個人が受け取った印象
に頼り「~みたい」と伝える時に
使われます。
例えば、
- He seems like a teacher
とあった場合には、
視覚的、聴覚的、雰囲気
などから主観的に判断した
ということが分かります。
または、判断する対象が
物体として存在せず、
音も発さない場合には
印象というイメージが
強まるので、
「seem」を使う傾向が
かなり高まります。
いかがでしたか?
今回は「~みたい」を伝える
3つの動詞のニュアンス
をそれぞれ紹介しました!
この違いはかなり明確に
区別することができるので
間違えて使わないように
気を付けてください!
それでは最後に練習として、
- 「彼はお金持ちみたいだね」
をそれぞれの動詞で英文にして
その様子をイメージしてみましょう!
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。