TOEICに頻出!動詞の原形を求める「that」とは?(Part1)
こんにちは!
PROGRESS Englishスタッフの
タツヤです!
今回は
TOEICに頻出の
「that」のルール
を紹介していきます!
TOEICのパート5,6では、
動詞の知識を問う
問題も多く出題されます。
その中で受験者が
気づかないうちに
引っ掛かりやすいのが、
提案や命令などの
動詞に続くthat節中の
動詞の形を問う問題です。
実は、これらの特定の動詞の後の
that節では動詞を原形に
しなければいけないのですが、
そのルールを知らないと
間違えた答えを選んでしまいます。
この記事では、
そのような気を付けるべき
動詞とthat節について解説します!
この記事を読めば、TOEICの
リーディングセクションで
かなり重要となる
文法問題でスラスラと
問題が解けるようになり、
その後の文章読解でも
余裕をもって解ける時間が
確保できるので、
TOEICスコア全体を
底上げすることができます!
ですが、今回紹介することが
できていないと、
文法問題で時間がとられたり、
間違いが増えてしまうので、
どれだけ勉強をしても、
TOEIC全体の底上げが
出来なくなってしまいます。
ですから、しっかりとここで
文法問題を抑えておいて、
問題をすらすらと解けるように
なっておきましょう!
実際に僕も過去には
今回紹介する内容はかなり苦手で
この問題が出題されると
いつも手が止まってしまい、
どうしても時間がとられて、
リーディングセクションでの
得点は伸びずに、
リスニングで得点を稼いでも
リーディングが足を引っ張ってしまう
状況が続いていました。
ですが、ここを抑えるだけで、
スコアはグッと上がるようになり、
ESに書いても何ら恥の無い、
むしろ堂々と胸を張って
書けるスコアをとることが
できるようになりました!
ですから、あなたも
ポイントを抑えて、
スコアアップを目指しましょう!
それでは、早速
紹介をしていきます!
Ⅰ.提案を表す動詞の後のthat節
〇propose(提案する)
- I proposed that she take part in the contest.
(私は、彼女にそのコンテストに出場するよう提案した。)
この例文のように、
that節の中の主語「she」が
三人称単数であっても、
動詞は原形の「take」となります。
主語につられて動詞を
「~s」の形にしないように
気を付けましょう!
〇recommend(勧める)
- They recommended that I (should) accept the invitation.
(彼らは私にその招待に応じるよう勧めた。)
「recommend」も
提案を意味する動詞なので、
後ろに続くthat節の動詞は
原形になります。
もし問題の選択肢の
中に原形の形がなく、
「should+動詞原形」があれば、
それが正解です。
また、例文の
「recommended」のように
動詞が過去形になっていても、
that節の中の動詞で時制を
一致させる必要はありません。
〇suggest(提案する)
- She wants to suggest that the matter (should) be reconsidered.
(彼女はその問題について再考するよう提案したいと思っている。)
このように、that節内の動詞が
受動態になっている場合や
動詞がbe動詞の場合は、
be動詞を原形にします。
〇advise(勧める、忠告する)
- He advised that the computer (should) be repaired.
(彼はそのコンピュータを修理するべきだと忠告した。)
「advise」は「忠告する」
という意味でよく知られていますが、
「勧める」という意味でもあります。
この動詞で
注意しなければいけないのが、
ビジネスシーンでよく使用される
「Please be advised that~.」の文章では、
原形動詞を使うというルールが
当てはまらないということです。
この表現は
「~ということをお知らせします。」
という意味になるので、
提案の意味にはなりません。
例えば、
- 「歓迎会が4月8日に開かれることをお知らせします。」
という文章は、
- 「Please be advised that the welcome party will be held on April 8.」
となります。
Ⅱ.命令を表す動詞の後のthat節
〇order(命令する)
- She ordered that the patient (should) take a year’s sick leave.
(彼女はその患者に1年間休職するように命じた。)
命令を意味する動詞で
特によく出るのが、
「order」です。
「order」を使った表現で
よく使われるのが、
「order 人 to do」
(人に~するように命じる)
という表現ですが、
that節の前に間接目的語を
置いてはいけません。
つまり、上の例文を
- 「She ordered the patient that he or she take~.」
のようにすることは
できないので注意しましょう。
〇command(命令する)
- Mr. Kato commanded that the plan (should) be thoroughly modified.
(加藤さんは、その計画を徹底的に修正するよう命じた。)
「command」も
「order」と同じように、
「command 人 to do」の形が
よく使われますが、
これは「人」に
直接命令するときに用いる表現です。
that節を使った間接的な
命令文も出題されることがあるので、
この形も覚えておきましょう。
いかがでしたか?
今回は、
動詞の原形を求める「that」
についてお話をしてきました!
今回のことを抑えておけば、
TOEICの文法問題は
かなり楽になります!
絶対に覚えておきましょう!
最後まで読んで頂き
ありがとうございました。